山梨県の自然に囲まれ、富士山を望む抜群のロケーションに佇む「エクシブ山中湖」。
リゾートトラストが運営する会員制リゾートホテルの一つであり、日常を忘れて過ごすにはこれ以上ない贅沢な場所です。今回は、実際に宿泊して感じたエクシブ山中湖の魅力を、シンプルにご紹介します。
1.静かな森の中にある隠れ家的ホテル
エクシブ山中湖は、山中湖畔から少し離れた丘の上に位置しています。
都会の喧騒とは無縁の、木々に囲まれた静かな場所。車で到着すると、まず目に飛び込んでくるのは美しく整えられたエントランスと自然に溶け込む外観。大きなリゾートホテルではありますが、どこか落ち着いた、控えめな存在感です。
ロビーに入ると、広く開けた空間と奥に見える富士山。これだけで「来てよかった」と感じるインパクトがありました。
2.客室はまるでプライベートヴィラ
今回宿泊したのは富士山側の洋室タイプ。広めのリビング、ベッドルーム、そしてバルコニー付きのゆとりある造り。窓からは富士山が真正面に見え、時間ごとに変わるその姿に何度も見とれてしまいます。
室内のインテリアは、シンプルながら高級感があり、家具の一つひとつにもこだわりが感じられました。照明も柔らかく、落ち着いた雰囲気。テレビや冷蔵庫、ティーセット、バスローブなども充実しており、不自由なく快適に過ごせます。
3.大浴場と露天風呂で心と体をリセット
ホテル内には男女別の大浴場と露天風呂があります。
特に露天風呂は、夜に入ると星空が見え、朝は鳥の声が聞こえるという自然に包まれた空間。温泉ではありませんが、湯温もちょうどよく、日頃の疲れがスーッと抜けていく感覚がありました。
サウナも完備されており、リフレッシュには最適です。湯上がり処にはウォーターサーバーやリラックスチェアもあり、つい長居してしまう心地よさです。
4.選べるディナーで至福のひととき
夕食は和食、フレンチ、イタリアンなど複数のレストランから選べます。
今回はイタリアン「ルッチコーレ」でコース料理をいただきました。どの料理も見た目が美しく、味も本格的。前菜からデザートまで、一皿ずつ丁寧に作られており、レストランとしての完成度も非常に高いと感じました。
特に地元産の食材を活かした料理が印象的で、山梨県産の野菜やお肉、ワインなど、地域の魅力を味わえる工夫が随所にあります。
5.朝食も上質。1日の始まりが変わる
朝食は和洋から選ぶスタイル。私は和定食を選びましたが、小鉢が数種類あり、炊きたてのご飯とお味噌汁が絶品。量も多すぎず少なすぎず、朝から心地よくお腹を満たしてくれます。
洋朝食も隣のテーブルで見ましたが、卵料理やパンのクオリティも高そうでした。どちらを選んでも満足できる内容だと思います。
6.サービスは丁寧かつ程よい距離感
エクシブは会員制ということもあり、スタッフの対応は非常に丁寧。
かといって過剰ではなく、自然な笑顔と声かけが心地よい距離感で、リラックスした滞在をサポートしてくれます。部屋の案内や食事時のサーブもスムーズで、さすがという印象を持ちました。
7.観光も楽しめる立地
ホテルから車で少し下れば、山中湖までアクセスできます。湖畔を散歩したり、ボートに乗ったり、「花の都公園」や「忍野八海」など人気の観光地も近くにあります。
ただし、ホテル自体がかなり快適なので、正直「外に出なくても満足できる」ほどです。
滞在型リゾートとして、のんびりホテルで過ごすのが一番の楽しみ方かもしれません。
■ まとめ:誰にも邪魔されない、贅沢な静寂を味わえるホテル
エクシブ山中湖は、ただの宿泊施設ではなく、日常から離れて自分を取り戻すための場所です。
富士山を眺めながら、美味しい食事と静かな時間に包まれる体験は、他ではなかなか味わえません。
高級感がありながらも、堅苦しさがなく、誰でも落ち着いて過ごせる雰囲気。
山梨エリアでゆったりと過ごしたい方、また特別な記念日などにも最適です。
「また来たい」と素直に思える、そんなホテルでした。